Remove関数とは
Remove 関数を使用して、1 つまたは複数の特定のレコードをデータ ソースから削除します。
公式より引用
構文
レコードを指定する場合
Remove( データソース, レコード1 [, レコード2, ... ] [, All ] )
・データソース:レコードを削除する対象のデータソース
・レコード:削除するレコード
テーブルを指定する場合
Remove( データソース, テーブル [, All ] )
・テーブル:削除する対象のテーブル
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。
以下のコレクションをRemove関数で操作します。
このコレクションに対してボタンのOnSelectに以下のコードを記入します。レコードの場所を指定する必要があるためFirst関数とFilter関数を使用します。
Remove(テスト, First(Filter(テスト,人="A")))
また、以下のように引数であるFirstを使用しても同じ結果が得られます。
Remove(テスト, Filter(テスト,人="A"),First)
これにより、ボタンを押すことで”テスト”コレクションの”人”列の一番最初のAというレコードがある行を削除します。
一番最初に一致した列だけが削除されます。
次に、先ほどのコードに引数であるAllを追加します。
Remove(テスト, Filter(テスト,人="A"),All)
これで、”人”列でAというレコード全てが削除されます。
使用例
データソースのレコードの値を指定して削除するときに使用します。
同じようなデータソースのレコードを削除する関数であるClear関数はレコードの全ての値を削除するのに対して、Remove関数はどのレコードを削除するかを指定して削除することができます。
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