Power Apps関数関数解説

【PowerApps】With関数とは、使い方

Power Apps

Set関数、UpdateContext関数のように変数(のように機能するもの)を宣言する関数である、With関数について紹介します。

With関数

値を計算し、名前付きの値のインライン レコードを含む 1 つのレコード に対してアクションを実行します。

公式より引用

最大でもプロパティの中だけで利用できるローカル変数のように扱えます。

構文

With( レコード、数式 )

レコード – 数式で利用するレコード。インライン構文 { name1: value1, name2: value2, ... } を使用したレコード形式も利用できます。
数式 – 何らかの数式。レコードで指定した値を参照可能。

使い方

通常テーブルやギャラリーで選択した値を取り出すためには、コントロール名.Selected.プロパティで取得します。

ただ以下のように複数の項目を表示する場合には、コードが長くなりがちです。

このように同じ値が繰り返し参照される場合にWith関数を使用すると、コードが短くなり、パフォーマンスも向上します。

その他の変数との使い分け

活用方法

当月の日付一覧&平日一覧&営業日一覧を出力する

第一引数はレコード型ですが、{Value:値}などで指定すればテーブル型でもテキスト型でも格納できます。

以下の例のようにMatch関数やPatch関数の出力はレコードなので、よくWith関数と組み合わせて使用します。

リバーシを作ってみた

With関数でコードをわかりやすく、パフォーマンスを向上させている例です。(というか使わないと複雑すぎて読めない)

ForAll関数やWith関数は入れ子にすることができますが、その場合はAs演算子を使用するようにしましょう。

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