【Power Apps】SortByColumns関数とは、使い方

SortByColumns関数とは

 1 つ以上の列に基づいて並べ替えられたテーブルを返します。

公式より引用

構文

SortByColumns(テーブル, 列名1 [, 並べ替える順番1,列名2,並べ替える順番2, ... ] )

テーブル：並べ替えるテーブル
列名：文字列として並べ替える列名
並べ替える順番：SortOrder.Ascending(昇順)または SortOrder.Descending(降順)を選択できます
デフォルトはSortOrder.Ascendingです
[]内は省略可能

使い方

実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。Collect関数で作成したコレクションを使用して進めていきます。

換算式を使用しない場合

以下のレコードに対してSortByColumuns関数で操作していきます。

初めに、ボタンのOnSelectに以下のように入力します。

ClearCollect(テスト,SortByColumns(テスト,"数"))

検索結果を表示させるためにClearCollect関数を使用しています。

これでボタンを押すと"数"列を昇順で表示します。

2つの条件で並べ替えたい場合は以下のように記入します。

ClearCollect(テスト,SortByColumns(テスト,"数",Ascending,"日付",Descending ))

まず”数”列で昇順で並び替え、同じ値があった場合に日付を降順で並べ替えるようになりました。

自分で順番を指定したい場合は、以下のようにテーブル値を指定します。

ClearCollect(テスト,SortByColumns(テスト,"人", ["B","C","A"]))

使用例

コレクション内のレコードを単純に昇順、降順で並べ替えるときに使用します。

似たような関数であるSort関数は数式で並べ替えることができます。

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