Sort関数とは
数式に基づいて並べ替えられたテーブルを返します。
公式より引用
構文
Sort(テーブル,数式 [,並べ替える順番] )
テーブル:並べ替える対象のテーブル。
数式:テーブルの並べ替えに使用されます
並べ替える順番;SortOrder.AscendingまたはSortOrder.Descendingを指定することでテーブルを並べ替えます
[]内は省略可能
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。Collect関数で作成したコレクションを使用して進めていきます。
以下のレコードに対してSort関数で操作していきます。
初めに、ボタンのOnSelectに以下のように入力します。
ClearCollect(テスト,Sort(テスト,数))
検索結果を表示させるためにClearCollect関数を使用しています。
これでボタンを押すと"数"列を昇順で表示します。
数式で順番を指定する場合は以下のように記入します。
ClearCollect(テスト,Sort(テスト,Abs(数-500),Descending))
Abs関数を使用して”数”列で500から遠い値順に並び変えます。
このような数式での並べ替えはSortByColumns関数では不可能です。
2種類の条件で並び替えるためには、以下のように入力します。
Sort(Sort(テスト,数),日付)
このように入れ子構造になってしまうため、数式を使用しない場合はSortByColumns関数で記入した方がよさそうです。
使用例
コレクション内のレコードを数式でに昇順、降順で並べ替えるときに使用します。
似たような関数としてSortByColumns関数がありますが、あちらは数式で並べ替えることができませんが、Sort関数は自分でテーブルを入力しそのテーブルに従って並べ替えることはできません。
数式を使用する場合はSort関数、複数条件で並べ替える場合や並べ替える順番を指定したい場合はSortByColumns関数という風に使い分けましょう。
コメント
[…] 詳しく→Sort関数の使い方、解説 […]
[…] 似たような関数としてSort関数がありますが、あちらは数式で並べ替えることができます。SortByColumns関数のように自分でテーブルを入力し並べ替えることはできません。 […]