Power Appsで三角関数を操作する関数の使い方、解説

Power Apps


Power Appsでの各種関数を備忘録的に初心者の方々向けに説明していきます。

三角関数とは

三角関数(さんかくかんすう、: trigonometric function)とは、平面三角法における、の大きさと線分の長さの関係を記述する関数および、それらを拡張して得られる関数の総称である。鋭角を扱う場合、三角関数の値は対応する直角三角形の二辺の長さの比であり、三角関数は三角比とも呼ばれる。

Wikipediaより引用

高校数学で学んだと思います。忘れてしまった人はこの機会に復習してみてください。

簡単に言うと、三角形の任意の二辺に囲まれた角度を入力すれば、長さの比を出力してくれる関数です。

構文

Cos( 角度、単一列テーブル )
  // コサインを返します
Sin( 角度、単一列テーブル )  // サインを返します
Tan( 角度、単一列テーブル ) // タンジェントを返します
Cot( 角度、単一列テーブル )
 // コタンジェントを返します

角度はすべてラジアン値です。

使い方

実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。黒に白文字がコード、↑の次に続くのがラベル、ボタンなどにつけられている名前です。

三角関数の定義通り、きちんと値が出力されています。TanとCotは逆数の関係なので掛け算すると1になりました。

Pi関数やRadians関数については以下をご覧ください。

Power Appsの角度に関する関数の使い方、解説

使用例

入力された値に対して自動的に三角関数の値を出力したいときに使います。

具体的な使い方としては、極座標である点から半径r、角度θの位置にオブジェクトを配置したいときに使います。

例えば、上のような円(r=300)の円周上にボタンなどを配置するときに使うことができます。

ここでの各場所の座標(X,Y)は、

  • 原点
  • (App.DesignWidth/2-Icon1.Width/2,App.DesignHeight/2-Icon1.Height/2)
  • (App.DesignWidth/2+300*Cos(Radians(-60))Circle1.Width/2,App.DesignHeight/2+300*Sin(Radians(-60))Circle1.Height/2)
  • (App.DesignWidth/2+300*Cos(Radians(30))-Circle2.Width/2,App.DesignHeight/2+300*Sin(Radians(30))-Circle2.Height/2)
  • (App.DesignWidth/2+300*Cos(Radians(135))-Circle3.Width/2,App.DesignHeight/2+300*Sin(Radians(135))-Circle3.Height/2)

となります。

ここで三角関数の関数を用いている場所は、①であれば(300*Cos(Radians(-60)),300*Sin(Radians(-60)))の部分です。

オブジェクトの座標は左上で固定されていますので、オブジェクトの幅と高さの半分をそれぞれ引く必要があります。(①であれば(Circle1.Width/2,Circle1.Height/2)の部分)

すべてr=300で、θはそれぞれ-60°,30°,135°です。度数法で入力するためにRadians関数でラジアンに変換しています。

コメント

  1. […] ・三角関数にかかわる関数の使い方、解説 […]

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