Power Appsでの各種関数を備忘録的に初心者の方々向けに説明していきます。
逆三角関数とは
逆三角関数(ぎゃくさんかくかんすう、英: inverse trigonometric function、時折 cyclometric function[1])は(関数の定義域を適切に制限した)三角関数の逆関数である。
Wikipediaより引用
高校数学で学んだと思います。忘れてしまった人はこの機会に復習してみてください。
簡単に言うと三角関数の逆で、三角形の任意の二辺の長さの比を入力すれば、その二辺がなす角度を出力してくれる関数です。
構文
Acos( 角度、単一列テーブル ) // アークコサインを返します
Asin( 角度、単一列テーブル ) // アークサインを返します
Atan( 角度、単一列テーブル ) // アークタンジェントを返します
Acot( 角度、単一列テーブル ) // アークコタンジェントを返します
Atan2( X, Y ) // X:X軸の座標
Y:Y軸の座標
X軸と(0, 0)と(X, Y)の2点を通る直線がなす角度のアークタンジェントを返します
角度はすべてラジアン値です。
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。黒に白文字がコード、↑の次に続くのがラベル、ボタンなどにつけられている名前です。
逆三角関数の定義通り、きちんと値が出力されています。ややこしいですが、Atan(Tanの逆三角関数)とCot(Tanの逆数)は同じではないこともわかります。
Pi関数やRadians関数については以下をご覧ください。
使用例
逆三角関数を使うアプリに使用します。三角関数よりも使う場面が限られてしまいます。何か思いついたら追記します。
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