Lookup関数とは
1 つ以上の条件に基づいてテーブル内の 1 つのレコードを検索します。
公式より引用
構文
LookUp(テーブル,条件式 [, 換算式 ] )
テーブル:検索対象のテーブル
条件式:表示したいレコードを検索するための条件式
換算式:列名を指定することで条件式に一致した行の値を出力します。また、検出されたレコードを換算式により値を変化させて取得することができます
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。Collect関数で作成したコレクションを使用して進めていきます。
換算式を使用しない場合
以下のレコードに対してLookUp関数で操作していきます。

初めに、ボタンのOnSelectに以下のように入力します。
ClearCollect(テスト,LookUp(テスト,数=500))
検索結果を表示させるためにClearCollect関数を使用しています。
これでボタンを押すと”数”列で500と一致する最初の列のみを表示させるようにできます。

このように換算式を指定しないと列全体が返されます。
換算式を使用する場合
ラベルを追加し、以下のコードを記入します。
LookUp(テスト,人="A",日付)
これでラベルに”人”列で初めのAさんであるレコードのうち、”日付”列の値がそのまま返されます。

LookUp(テスト,数=500,数-200)
これでラベルに”数”列で初めに値が500であるレコードの値にに200を減算した値が出力されます。

使用例
コレクション内のレコードを値や文字列で検索し、見つかった最初のレコードのみを返したいときに使用します。また、見つかった値のみを返したりその値を換算式により書き換えることもできます。
Filter関数とは異なり、一番最初に見つかったレコードを返します。
コメント
[…] 詳しく→LookUp関数の使い方、解説 […]
[…] Itemにはレコード型の情報を入力する必要がありますので、LookUp関数を使用してレコードを指定することも可能です。 […]