テーブル形式のデータを部分一致検索できる関数である、Search関数について解説します。
Search関数とは
テーブル内で、いずれかの列に文字列が含まれているレコードを検索します。
公式より引用
構文
検索する列を増やすことで複数の列を横断的に検索できます。
検索する文字列を増やす場合は、数式を入れ子にする必要があります。
Search(テーブル,検索する文字列,検索する列1 [,検索する列2, ... ] )
テーブル:検索するテーブル
検索する文字列:空白の場合はすべてのレコードが返されます
検索する列:検索対象の列
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AddColumnsやSearch関数などで内部名を二重引用符(ダブルクォーテ)が不要になりました!(バージョン:3.24042.20以降)
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。Collect関数で作成したコレクションを使用して進めていきます。
Collect関数を使用して以下のようなコレクションを作成します。以下のレコードに対してSearch関数で操作していきます。
そしてボタンのOnSelectに以下のように入力します。
ClearCollect(テスト, Search(テスト,A,"人"))
検索結果を表示させるためにClearCollect関数を使用しています。
これでボタンを押すと"人"列でAという文字を含む列のみを表示させるようにできます。
使用例
コレクション内のレコードを文字列で検索するときに使用します。
部分一致で検索することができますが、SharePointリストは委任対象外なのでご注意ください。
文字列以外の条件や前方一致等で検索する場合にはFilter関数を使用します。
コメント
[…] このように入力することで、Search関数によってドロップダウンで選択したテキスト値で検索出来ます。 […]