Power Appsでデータソースによって自動生成できるアプリをアレンジして、飲んだ日本酒を記録するアプリを作るシリーズです。
この記事は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) Advent Calendar 2023 12月15日担当分の記事です。
さけのわAPIとは
日本酒アプリさけのわが保有するフレーバーを数値化したデータや人気銘柄情報を公開するプロジェクトです。利用規約の範囲で誰でも無料で利用することができ、ECサイトでデータを表示したり、アプリやサービスを作ったり、データ解析を行ったりすることができます。
<引用>https://muro.sakenowa.com/sakenowa-data/
さけのわAPIでのデータ取得方法
以下の記事と同じ方法を用いてフローを作成し、アプリにJSONデータを返すことで値を取得・表示します。
今回はフロー部分のみ解説します。
フローの作成
完成系は以下です。
アプリのOnStartで全てのデータをコレクションに格納する想定なので、一つのフローで並列処理することでまとめています。
URLからのファイルのアップロードアクションでGET処理を行い、OneDriveに.jsonファイルを作成します。
取得したbrands.jsonの中身は以下のようになっています。
このファイルをファイルコンテンツの取得アクションで取得して、アプリにJSON文字列として返します。
実行結果を確認すると、正しくJSON文字列を渡すことができました。
続き
次回は取得したJSON文字列をコレクションに格納する方法やAddColumnsによるテーブルの結合などを紹介します。
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