Power Appsでデータソースによって自動生成できるアプリをアレンジして、飲んだ日本酒を記録するアプリを作るシリーズです。
この記事は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) Advent Calendar 2023 12月15日担当分の記事です。
さけのわAPIとは
日本酒アプリさけのわが保有するフレーバーを数値化したデータや人気銘柄情報を公開するプロジェクトです。利用規約の範囲で誰でも無料で利用することができ、ECサイトでデータを表示したり、アプリやサービスを作ったり、データ解析を行ったりすることができます。
<引用>https://muro.sakenowa.com/sakenowa-data/
さけのわAPIでのデータ取得方法
以下の記事と同じ方法を用いてフローを作成し、アプリにJSONデータを返すことで値を取得・表示します。
今回はフロー部分のみ解説します。
フローの作成
完成系は以下です。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/12/c284768c5b9a43ab331b66d2d646d663.png)
アプリのOnStartで全てのデータをコレクションに格納する想定なので、一つのフローで並列処理することでまとめています。
URLからのファイルのアップロードアクションでGET処理を行い、OneDriveに.jsonファイルを作成します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/12/81d5e94f308161bbeb1e0307d4ca00fe.png)
取得したbrands.jsonの中身は以下のようになっています。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/12/324a24dd65f03643366acb7354e66ace.jpg)
このファイルをファイルコンテンツの取得アクションで取得して、アプリにJSON文字列として返します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/12/4701b253d73a9fff8960cbbe301e4d42.png)
実行結果を確認すると、正しくJSON文字列を渡すことができました。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/12/2dc2273ab73d5ba3377c2c2458fada49.png)
続き
次回は取得したJSON文字列をコレクションに格納する方法やAddColumnsによるテーブルの結合などを紹介します。
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