RenameColumns関数とは
テーブルの列の名前を変更します。
公式より引用
構文
RenameColumns(テーブル,変更前の列名1,変更後の列名1 [,変更前の列名2,変更後の列名2, ... ] )
テーブル:操作対象のテーブル
変更前の列名;元のテーブルで名前を変更する列名
変更後の列名:新しいテーブルでの変更後の名前
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。Collect関数で作成したコレクションを使用して進めていきます。
以下のレコードに対してRenameColumns関数で操作していきます。

初めに、ボタンのOnSelectに以下のように入力します。
ClearCollect(テスト2,RenameColumns(テスト,"数","数値"))
検索結果を表示させるためにClearCollect関数を使用しています。
これでボタンを押すと”数”列が”数値”列に変更された新しいコレクション”テスト2”が作成されます。

AddColumns関数では参照元のレコードに変更した内容を保存しようとするとうまくいきませんでしたが、RenameColumns関数でも同様に以下の画像のようになりました。
ClearCollect(テスト,ShowColumns(テスト,"数"))

使用例
コレクションの列名を変更した新しいコレクションを作成するときに使用します。
列名が固定のものしか使用できず、テキスト入力などでアプリ中で列名を決めることができないため少し使いづらい場合があるかもしれません。
列を扱う関数はすべて値が最初に決まったものしか使用できないため、列を扱う関数同士を組み合わせて使うのがよさそうです。その場合は、()の内側から処理が進むことを忘れないようにしてください。
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