テキストやテーブルの検索に便利なin演算子とexactin演算子を紹介します。
SharePointリストでは委任不可の数式ですが、利用できる環境では非常に強力です。
概要
コレクションやインポートされたテーブルなどの データ ソース にある文字列を検索できます。
in 演算子は、大文字小文字を無視して一致する文字列を識別し、exactin 演算子は、大文字小文字が一致する文字列のみを識別します。
公式より引用
構文
テキスト in テキストまたはテーブル
Filter関数などの条件式に入力します。
使い方
テキスト in テキスト
inの右側の文字列に、左側の文字列が含まれているかどうかをブールで返します。
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exactinの場合は大文字小文字を区別します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/3664e8f25c8e06f1db657a253ff7101c.png)
テーブルの特定の列に対して部分一致検索を行うことができますが、SharePointリストでは委任できません。
コレクションやDataverseではSearch関数と同様の部分一致検索が可能です。
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テキスト in テーブル
単一列のテーブルにテキストが含まれているかを調べられます。複数列の場合はエラーとなるので、ShowColumns関数などで単一列にしてください。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/8467ee78e098a0115a7c6aad87436452.png)
テーブルの特定の列に対して検索を行うことができますが、SharePointリストでは委任できません。
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Or条件をまとめて書く
通常Aの値がBまたはCの時〜という条件式を書く場合には、以下のようにOr関数を使用します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/382b06a2d5b43aed940bc49c2b195e68.png)
これと同等の処理をin演算子でも行うことができ、Or関数よりすっきりした記述のためこの書き方がおすすめです。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/f830c2d2d41b0f56b48cfbcb16c8711c.png)
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