列数が多くなると縦スクロールが増えて使いづらくなる編集フォームを、自動で並べ替えやフィルター処理が行われるようにして使い勝手を向上させます。
後編は、Power Queryで作成したExcelテーブルを読み込んで、編集フォームのカードを並べ替え・フィルターを行う方法を紹介します。
Excelテーブルを読み込み

前回作成したExcelテーブルをアプリで読み込みます。

データとして読み込ませたら、App.OnStartでコレクションに格納します。

フォームのカードの並べ替え
Shiftキーをクリックしながらカードの複数選択ができるようになった状態で、Ctrl + Aでフォーム内のカードを全選択します。

カードのYプロパティに以下の数式を入力することで、カードがマスターの順番通りに並べかえられます。
LookUp(ColFormMaster,Title = Self.DisplayName, インデックス)

フォームのカードのフィルター
モダンコントロールのタブ一覧やギャラリーなどの、テーブルを一覧化できるコントロールを設置します。
Itemsに以下を入力します。
Distinct(ColFormMaster, カテゴリー)
並べ替え同様フォーム内のカードを全選択した状態で以下の数式を入力します。
LookUp(ColFormMaster,Title = Self.DisplayName, カテゴリー = TabList1.Selected.Value)
上部のタブで選択した結果に応じてカードが切り替えられるようになりました。


コメント