列数が多くなると縦スクロールが増えて使いづらくなる編集フォームを、自動で並べ替えやフィルター処理が行われるようにして使い勝手を向上させます。
後編は、Power Queryで作成したExcelテーブルを読み込んで、編集フォームのカードを並べ替え・フィルターを行う方法を紹介します。
Excelテーブルを読み込み
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/dbaa709e7f92a1ee2783bf9127f11805-1024x146.png)
前回作成したExcelテーブルをアプリで読み込みます。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/fd77a86c3c3857e0b0eacaea6237bb1b.png)
データとして読み込ませたら、App.OnStartでコレクションに格納します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/dce687170a9ec7227209adbc4aacfded.png)
フォームのカードの並べ替え
Shiftキーをクリックしながらカードの複数選択ができるようになった状態で、Ctrl + Aでフォーム内のカードを全選択します。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/640ee86acb3cecf6c08c797a6613425f.png)
カードのYプロパティに以下の数式を入力することで、カードがマスターの順番通りに並べかえられます。
LookUp(ColFormMaster,Title = Self.DisplayName, インデックス)
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/eeaf145d7689462e2e1c8636789cb2c1.png)
フォームのカードのフィルター
モダンコントロールのタブ一覧やギャラリーなどの、テーブルを一覧化できるコントロールを設置します。
Itemsに以下を入力します。
Distinct(ColFormMaster, カテゴリー)
並べ替え同様フォーム内のカードを全選択した状態で以下の数式を入力します。
LookUp(ColFormMaster,Title = Self.DisplayName, カテゴリー = TabList1.Selected.Value)
上部のタブで選択した結果に応じてカードが切り替えられるようになりました。
![](https://powerplatformnikki.com/wp-content/uploads/2023/10/bb35364d0a5a2793fc67879188cc45e8.png)
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