これまでPower AutomateからTeamsへのメンションの方法といえば、メンションタグを使用したユーザー個人へのメンションでした。
しかし、この方法ではチームやチャネルに対してメンションすることが出来ません。
今回は、待望のチームやチャネルへのメンションの代わりになるかもしれないフィード通知を投稿するアクションについて紹介します。
簡単に実行してみる
まずは、手動のトリガーで簡単に実行してみます。
Teamsコネクタの中のフィード通知を投稿するというアクションを使用します。
投稿者はフローボット、通知の種類はチームとします。
RecipientはIDまたはメールを指定するようですので、トリガーよりユーザーの電子メールを入力するようにします。
テキスト、通知先のチームを選択して実行します。
Teamsアプリのフィード(投稿への返信やメッセージの反応などの通知が表示される場所)にフロー名(名前)というタイトルで、Notification Textプロパティに指定した文字が表示されました。
複数人にフィード通知を送信する
あらかじめ指定した人に通知を送信する
Excelなどに送信先メールアドレスを記載したテーブルを作成し、それに対してApply to eachを実行することで複数人にフィード通知を送信できます。
チームのメンバーにフィード通知を送信する(実質メンション)
Office 365 Groupsコネクタのグループメンバーの一覧表示アクションを使用することで、実質メンションのようなことも出来ます。
上記の例ではチャネルに新しい投稿があった際にチームに参加している人全員にフィード通知を送るものです。
MessageプロパティにメッセージIDを入れることで、フィード通知をクリックした際に対象の投稿がハイライトされるようになります。
ほぼメンションされたときの挙動と同じですね。
コメント
とても参考になりましたありがとうございます。
チームのメンバーにフィード通知を送信する(実質メンション)
の仕方を参考に実行させたのですが、フローの定義が無効ですとエラーが出てしまいます。
MessageプロパティにメッセージIDを入れた部分にエラーが出ているということでしょうか?
“body”:{“error”:{“code”:”InvalidPowerFlow”,”message”:”フローの定義が無効です。”}}}
回答遅くなりました。
https://powerusers.microsoft.com/t5/General-Power-Automate/Teams-quot-Post-a-feed-notification-quot-action-what-is-it/td-p/1483655
↑を参考にフローを作り直してみてください。