モダンコントロールのモダンテーブルにはOnSelectプロパティがないため、データを選択→ボタンなどでOnSelectプロパティを実行する必要があります。
モダンテーブルにOnSelectプロパティと同等の動作をさせることで、モダンテーブルを完全体にする方法を紹介します。
トグルコントロールのOnCheckプロパティを使用する
結論Defaultプロパティが切り替わった時にOnCheckプロパティが起動するトグルコントロールの特性を利用します。
選択した行に応じて_GalSelected変数のIDの値が変化しています。
作り方
トグルのOnCheckに変数とOnSelectで実行したい動作を記述する
トグルのOnCheckプロパティに、選択したレコードを格納する変数とEditFormなどの処理を入力します。
一意の列同士を比較する
格納した変数と選択したレコードの一意の列同士を比較することで、別のレコードを選択するとトグルのDefaultがfalseになります。
まとめ:処理の流れ
ここまでの動作をまとめると、以下の処理の流れになりOnSelect同等の処理が可能になります。
- モダンテーブルでレコードを選択する
- トグルコントロールのDefaultプロパティがfalseになる
- OnCheckプロパティが発動する
- OnCheckプロパティ内の選択したレコードを格納する変数が更新される
- トグルコントロールのDefaultプロパティがtrueになる
- OnCheckプロパティが発動する
原点(多分)
この記事でコンポーネント側と画面側の値の受け渡しでこの方法を使用していたことを思い出して紹介してみました。
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