Power Appsコントロール解説

【Power Apps】データを一覧表示する方法の比較・まとめ

Power Apps

Version 3.23091.11から新しいテーブルコントロールが使用できるようになりました。

ギャラリーやデータテーブルコントロールと比較して、出来ること・出来ないことをまとめて比較します。

比較表

拡張性とハンドリング(開発のしやすさ・扱いやすさ)の観点で比較表を作成し、それぞれ評価しました。

拡張性ハンドリング評価
新しいテーブルコントロール×簡単にデータの一覧表示が出来るが、現時点では制限・出来ないことが多く使いづらい。
ギャラリーコントロール拡張性が高いため、凝ったデザインに対応しやすい。クセがあるので慣れが必要。
テーブルコントロール簡単にデータの一覧表示が出来る。ギャラリーほどではないがデザインの調整可能。

工数をかけても拡張性を取るならギャラリー、工数をかけずに一覧表示をするならテーブルコントロールを選択すると良いでしょう。

拡張性

拡張性の評価をブレイクダウンして、出来ること・出来ないことを表にしました。

コントロールの配置テキスト以外の表現配列データの表現OnSelectの有無
新しいテーブルコントロール×××
ギャラリーコントロール
テーブルコントロール××

ギャラリーにするかテーブルにするか悩んだ際は、実現したい動作・見た目がテーブルで実現出来るかどうか調べてみましょう。

ギャラリーはコントロールの一覧表示をすることも可能なため、以下のようなタブを作成することがきます。

ハンドリング

ハンドリングの評価をブレイクダウンして、出来ること・出来ないことを表にしました。

値表示の簡単さ横スクロールユーザー操作時の列幅調整行の高さ自動調整
新しいテーブルコントロール×
ギャラリーコントロール×
テーブルコントロール×

ギャラリーは拡張性が高いですが、横スクロールやユーザー操作時の列幅調整はテーブルでしか出来ません。

ギャラリーで横スクロールしたい場合(ヨウセイさん):横スクロール可能なギャラリーを作る (水平・垂直コンテナー)

一覧表示コントロールについて詳しくなろう

一覧表示はどんなビジネスアプリでもほぼ必須の要件であるため、その特性を理解することはとても重要です。

また一覧表示コントロールの特性を把握することで、最適な表示方法を少ない工数で実現することが出来ます。

新しいテーブルコントロールについて詳しく

ギャラリーコントロールについて詳しく

データテーブルコントロールについて詳しく

ヨウセイさんの記事が参考になるので熟読してください。

データテーブル (DataTable) 特徴や使い方サンプル ① 基本編

データテーブル (DataTable) 特徴や使い方サンプル ② 応用編:モーダルフォーム・アクション用の列を追加

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