Clear関数とは
Clear 関数は、コレクションのすべてのレコードを削除します。 コレクションの列は残ります。
公式より引用
Excelなどのデータソースのレコードや、Collect関数で作成したコレクションのレコードを削除することができます。
コレクション、レコードとは
コレクション:一般的なプログラミングでいう”配列”のようなものです。
レコード:Excelでいう”行”のようなものです。
Power Apps専用のデータ格納場所であるコレクションという場所に様々なデータを一時的に保存し、そのデータをPower Appsで操作します。
コレクションには、テーブルや様々なデータを挿入することができます。
構文
・列の名前を指定しない場合
Clear( コレクション名 )
コレクション名:削除するコレクション名
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。1つ前のCollect関数の使い方、解説の記事で作成したコレクションを削除します。
新しくボタンを追加して、OnSelectに以下のコードを入れます。
Clear(テスト)
これでボタンを押すとテストコレクションのすべてのレコードが削除されます。
このようにテストコレクションの”人”、”日付”という列を残したままレコードを削除することができます。
使用例
Excelなどのデータソースのテーブルからレコードを一度に削除するときに使用します。
また、ClearCollect関数やRemove関数などとの違いもおさえておきましょう。
Power Appsでコレクションを操作する関数はデータソースを操作する上でとても重要なので、忘れないようにしましょう。
コメント
[…] Clear関数やRemoveIf関数では列を指定してそのレコードを削除することが出来ないので、どこかで使うことができるかもしれません。 […]
[…] Clear関数やRemoveIf関数では列を指定してそのレコードをすべて削除することが出来ないので、どこかで使うことができるかもしれません。 […]
[…] 詳しく→Clear関数の使い方、解説 […]