Power Appsでの各種関数を備忘録的に初心者の方々向けに説明していきます。
角度について
高校数学で学んだと思います。少し復習しますので、覚えているという方は読み飛ばしていただいて結構です。
度(Degree)
私たちが普段使う角度の単位です。円周を360等分にした弧の中心に対する角度が1°です。
ラジアン(Radian)
弧の長さと等しい半径をもつ時の扇形の半径二つがなす角度が1ラジアンです。
円弧の式より、角度=弧の長さ/半径 です。この値がラジアンです。
π(円周率)
円の周の長さを直径で割ったものです。周の長さがπの時の直径は1なので、半径が1(直径が2)の時の周の長さと角度は2πになります。πの単位はラジアンです。
角度とラジアンの変換
π=180°なので、1ラジアン=180°/π、1°=π/180°です。
構文
Degrees( ラジアン ) // ラジアン値を度数法に変換した角度
Pi() // ラジアン値πを返します
Radians( 度 ) // ラジアン値に変換する角度(度数法)
使い方
実際に画面を見ながら使い方を見ていきましょう。黒に白文字がコード、↑の次に続くのがラベル、ボタンなどにつけられている名前です。
それぞれ正しい値が出力されました。
使用例
角度を利用した計算や三角関数への入力などに使用します。何か思いついたら追記します。
コメント
[…] ・角度にかかわる関数の使い方、解説 […]