思いつきで軽く調べてみた程度ですが、PA4dでPower Appsのテスト自動化を試してみました。
結論スクショや同じ操作を大量に繰り返す必要がない限り、Test Suiteや手作業でのテストの方が効率よさそうです。
この記事はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) Advent Calendar 2023 12月7日担当分の記事です。
操作をレコード・再生してみる
レコーダーでギャラリーのアイテム検索・選択とフォームによるデータ保存の操作を記録します
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レコーダーで記録
製品名に"iPhone"と入力
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"保存"アイコンをクリック
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"保存しました"という通知が表示される
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操作を記録することができました。
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再生
記録した操作を再生ボタンをクリックして再生すると、同じ動作を繰り返すことができました。
要素の値の取得
コントロールごとにUI要素として認識されることが確認できたので、要素の値の取得でテーブル値の取得ができるか試してみます。
モダンテーブルコントロール
モダンテーブルコントロールはセルを一つずつ選択して要素の値を抽出を選択すると、テーブルとして値を取得することができました。
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選択の仕方が悪かったのかもしれませんが、選択していない値を取得することはできませんでした。
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データテーブルコントロール
同様にデータテーブルコントロールも試してみます。
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HTMLテーブル全体を抽出するを選択すると、列名を除くテーブルの値を全て取得することができました。
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検索値のテストを行う場合はデータテーブルコントロールを使用した方がいいかもしれません。
まとめ
- 同じ操作の繰り返し、入力値チェックや検索結果のチェックには使えそう
- ↑だけならTest Suiteでいいので、スクリーンショットによる記録も必要な場合には有用か
- 一覧表示の結果を取得するにはデータテーブルコントロールから
Copilotでアプリを読み込んで設計書やテスト仕様書自動作成→PA4dでテスト実行とか出来たら便利だな〜と思いました。
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