Power Appsでデータソースによって自動生成できるアプリをアレンジして、飲んだ日本酒を記録するアプリを作るシリーズです。
今回はAI Builderを使用してぽんしゅ館の利き酒の画像から銘柄などを取得します。
AI Builderのカスタムモデル作成
請求書から情報を抽出するを選択します。
カスタムモデルを作成します。
テキストフィールドを選択して次へを選択します。
銘柄名を取得したいので、BrandNameと入力します。
次へをクリックして、コレクションを作成します。
コレクションごとに最低でも5件以上必要で、20件程度で精度が向上するようです。
銘柄名の部分を選択して、BrandNameと紐付ける作業をコレクションに登録した画像分行います。
作業が完了したら、トレーニングを開始します。モデルの量によっては処理に時間がかかります。
処理が完了したら、公開ボタンをクリックしてアプリやフローで使用できるようにします。
アプリへのフォームプロセッサ追加
日本酒アプリにフォームプロセッサを追加して、アプリからAI Builderを使用できるようにします。
画像列のAddPictureコントロールやImageコントロールを削除します。
画像列のカード内に挿入→AI Builderからフォーム プロセッサを選択します。
作成したモデルを選択します。
カードのUpdateプロパティをFormProcessor1.OriginalImageに変更します。
銘柄名を選択するコンボボックスのDefaultSelectedItemsプロパティを、以下の数式で検出結果によって検索可能にします。
Filter(
Ungroup(
AddColumns(
["API", "SharePoint"],
"Data",
If(
Value = "API",
ColBrands,
RenameColumns([@日本酒マスタ], "ID", "id")
)
),
"Data"
),
name = FormProcessor1.Results.BrandName.Value
)
銘柄名を正しく検出して、さけのわAPIの結果から検索することができるようになりました。
インプットの画像が少なすぎるので、ぽんしゅ館で試してみた編に続きます。(PR)
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