Power AutomatePower Automate for cloudアダプティブカード活用事例集(クラウド)

Power Automate for cloudで複数人で共有するリマインダーの作り方

Power Automate

この記事は、【初心者向け】Power Automateの使いかた 6 リマインダーの作り方の応用的内容です。

複数人で共有するリマインダー

【初心者向け】Power Automateの使いかた 6 リマインダーの作り方では、以下のように毎日同じ時間にリマインダーを送信するフローを作成しました。

こちらに変更を加えて、曜日ごとに異なる人にリマインダーを送るようにします。

トリガー以外はすべて削除しておいてください。

現在の時刻を取得するアクション

日時→現在の時刻を選択します。

特に設定項目はありません。

スイッチで条件分岐

現在の時刻の次のアクションとして条件分岐をいれることにより、曜日によって違うアクションをさせます。

コントロール→スイッチを選択します。

オンの中に簡単な数式を入力します。

テキストボックスをクリック→式→dayofweekと入力

サジェストからdayOfWeekを選択して()を追加します。

()の中にカーソルを合わせた状態で、動的なコンテンツを選択、現在の時刻を選択します。

OKを押すと、数式が入力されます。

このdayOfWeek関数は、実行された日の曜日が月曜日→1、火曜日→2・・・日曜日→7という数字を返します。

この数字をケースの次の値に等しいの下に入力することで、日付によって違う人にチャットを送信するようにします。

Teamsでユーザーチャットを送信+α

今回はTeamsに通知を送信するだけでなく、受信者にチャット上のボタンをクリックしてもらうことでまた別のアクションをすることが出来るようにします。

Microsoft Teams→オプションの選択をフローボットとしてユーザーに投稿する(プレビュー)を選択します。

受信者メッセージを入力します。この状態で実行すると、以下のようなメッセージが送られてきます。

このボタンをクリックした結果に応じて、AさんまたはBさんに依頼をするアクションを実行します。

ボタンのクリック結果に応じて条件分岐

コントロール→条件で条件分岐を追加し、selectedOptionを左辺、Aさんにお願いするを右辺に記入します。

はいの場合といいえの場合のそれぞれにチャットまたはチャネルでメッセージを投稿する(プレビュー)を追加し、各項目に入力します。

Recipientには、それぞれのメールアドレスを記入します。

曜日ごとに設定

他のケース内のアクションに、ここまで作成したSwitchのケース内のアクションと同様に入力します。

次の値に等しいの下には、以下の表に応じた数字を入力してください。

1
2
3
4
5
6
7

ケースを実行したい曜日に応じて作成することで、平日だけや休日だけに実行するようなフローも作成できます。

Power Automate for cloudで複数人で共有するリマインダー まとめ

  • 曜日を取得するには現在の時刻アクションとdayOfWeek関数を使用しよう
  • dayOfWeek関数Switchを利用することで、曜日に応じて実行するアクションを変更できる
  • アダプティブカードを使用してオプションをユーザーに選択させることができる

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