Power Appsのアプリ開発で役立つTipsをご紹介します。
個人的な備忘録でもあります。
今回は、
- ユーザーとグループ列に情報を登録する際のフォーマット
- Power Apps内での配列の指定方法
- ドキュメントライブラリ内のファイルのプレビュー
です。
ユーザーとグループ列に情報を登録する際のフォーマット
SharePointリストのユーザーとグループ列に情報を登録する際には以下のようなフォーマットで入力します。
UpdateIf(データソース,条件,{Claims:"i:0#.f|membership|"&User().Emailなどのメールアドレス情報})
以下のような形式では更新できませんのでご注意ください。
UpdateIf(データソース,条件,{ユーザーとグループ列名:User().Emailなどのメールアドレス情報})
Power Apps内での配列の指定方法
配列(コレクション)を利用するにはいくつか方法があります。
単一行
["値1","値2","値3"]
ドロップダウンに選択肢を入力する際に使用します。
レコード
{列名1:"値1",:列名2:"値2",列名3:"値3"}
関数の引数でよく使用します。
テーブル
{列名1:"値1",:列名2:"値2",列名3:"値3"},
{列名1:"値4",:列名2:"値5",列名3:"値6"},
{列名1:"値7",:列名2:"値8",列名3:"値9"}
データソースをそのまま使用することが多いため、使用頻度は少ないです。
ドキュメントライブラリ内のファイルのプレビュー
詳しくは上のReza Dorraniさんの動画をご覧になってください。
PDFコントロールのDocumentプロパティを以下のように指定します。
Substitute(ドキュメントライブラリのアイテム.Thumbnail.Large,"/thumbnail","/pdf")
これでPower Apps上で様々なファイルをプレビュー出来ます。
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