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【Power Apps Tips 2】編集フォームのモード取得

Power Apps

Power Appsのアプリ開発で役立つTipsをご紹介します。

個人的な備忘録でもあります。

今回は、

  • 編集フォームのモードを取得する方法
  • コメントの入力方法
  • アクティブスクリーンの取得方法

といったTipsをご紹介します。

編集フォームのモードを取得する方法

編集フォームでデフォルト値を設定する場合、通常Parent.Defaultを使用します。

しかし、このままですとNewForm(新規入力)の場合に何も表示されません。

そこで、EditForm状態の場合にはParent.DefaultNewForm状態の場合にはあらかじめ設定した値が表示されるようにする方法を紹介します。

編集フォームのモードは以下の表のように取得します。

Form1.Mode=0Edit
Form1.Mode=1New
Form1.Mode=2Disable

こちらの式を用いてIfで条件分岐させます。

NewFormの場合にのみ既定の値を表示させるサンプルコードを置いておきます。

If(Form1.Mode=1,    //ModeがNewの場合に
    User().Email,   //User.Emailを表示
    Parent.Default  //それ以外はデフォルト値
)

コメントの入力方法

当ブログでは今までさらっと使用していましたが、Power Appsでコメントを入力する方法を紹介します。

//単一行の場合
/*←コメント開始
複数行の場合
コメント終了→*/

コメントを入力することで、アプリの保守性が格段に向上します。

面倒ですが付けておくといいでしょう。

アクティブスクリーンの取得方法

アクティブなスクリーンを取得するには、App.ActiveScreen.Nameを使用します。

具体的な使用用途としては、アプリにタブを設定している場合に現在の画面のタブの色を変える際に使用します。

タブのアイコンのFillプロパティColorプロパティの条件式に、

If(App.ActiveScreen.Name="スクリーン名",
    現在の画面の場合の色,
    その他の場合の色
)

とすることで現在の画面がタブで視覚的にわかるようになります。

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